新聞社が気にする「特オチ」とは?

新聞において他社が報じていないニュースを独占的に報じることを「特ダネ」といいます。テレビのワイドショーの番組名にもなっているのでお馴染みのフレーズでしょう。「特ダネ」をゲットすることは新聞記者にとっては名誉ともいえる行為です。しかし「特ダネ」以上に気をつけなければいけないものとして「特オチ」があります。


「特オチ」とはなにか?

「特オチ」とは「特ダネ」の反対にあるものをいいます。つまり他社が報じているのに自分の会社だけが報じていないニュースになります。警察発表をもとにした交通事故や、凶悪事件のニュースなどが「特オチ」の対象となりやすいです。

新聞社というのは各社ごとに部数や紙面の内容を競い合っていますが、毎日、早朝に紙面の交換を行います。うちの新聞はこれを報じますよという内容を各社に送るのです。その時に「特オチ」が発覚すると、記者は上司から激しく怒られるようです。

新聞というのは休刊日が決まっており一斉に休んだりと不思議なメディアです。むしろ自由競争の中で、他社が休む日に自分たちは発行するという新聞社があってしかるべきなのですが、記者の労働条件の改善などの目的があるのか、休む日は決まっています。最近では、記者同士が取材内容を確認しあう「メモ合わせ」といった行為も行われているようです。

「特オチ」はきわめて日本的な現象であるともいうことができるでしょう。

「新聞の発行部数ってどれくらい?」の詳細を調べる

    
コメント