全国区選挙とは何か?

現在、日本の選挙制度は衆議院が小選挙区比例代表並立制を採用しています。対して参議院は選挙区制度と比例代表制度が別個に行われています。両者の違いは、衆議院の場合、小選挙区と比例代表に重複立候補が可能となっています。そのため小選挙区で敗れても比例代表による復活当選の可能があります。一方で参議院の場合は、選挙区と比例代表の重複立候補はできません。地元の選挙区で敗れればその時点で落選が確定します。


全国区制度?

参議院の選挙区というのは各都道府県ごとにわけられており、衆議院の細かい選挙区よりも広くなっています。そのため、ひとつの選挙区から一人しか当選できないというわけではなく、人口が多い場所では複数人の当選が可能となっています。東京選挙区などは、これまでは定員が5名であり、2016年の選挙からは6名に増えたことにより、自民党でも民進党でもない候補が当選しています。この参議院の選挙はかつては全国区で行われていたこともあります。

人気投票になっていた?

参議院の全国区選挙は戦後すぐに1947年から、1980年まで行われていました。個人名で名前を書き、全国区で票を集める制度でした。そのため、現在も指摘されている有名人が出馬することによる人気投票といった状態は現在よりも強いものであったといえます。1968年の選挙では、1位当選は作家の石原慎太郎で301万票を集めています。その後、作家の青島幸男、ジャーナリスト出身の上田哲、作家の今東光と著名人の名前が続いています。

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