絶海のポイント・ネモとは?

世界には訪れることが困難な場所が多くあります。秘境と呼ばれる温泉地などもそれに該当するでしょうね。到達が困難な場所は、海の上にもあります。

ポイント・ネモとは?

南太平洋の上にはポイント・ネモと呼ばれる場所があります。これは周囲の陸地からもっとも離れた場所であり、到達不能極のひとつと言われています。場所としては南太平洋の上にあり、ニュージーランドと南米大陸のチリの間にあります。さらには、近場の島であってもピトケアン諸島、イースター諸島などからそれぞれ2700キロほど離れています。まさに、誰も到達することがない場所であると言えるでしょう。

何に選ばれている?

この何もない場所は、文明にとっては関わりの深い場所となっています。ここは、人工衛星が落下するのに最適な場所とされているのです。確かに陸地の上に落下ということになれば事故のリスクなどもありますからね。人工衛星は大気圏に突入時に、摩擦分解が行われますが、それでも残ってしまう部品が海上に落下する場所として、ポイント・ネモが選ばれているのです。

生き物がいない?

この場所は、海流の関係で生物がそれほど住んでいない場所であると言われています。そのため人工衛星の破片が落下したとしても、生態系に関してそれほど大きな影響ができにくいというのも、落下ポイントとして選ばれているのです。