インダストリー4.0とは?

インダストリー4.0という言葉があります。聞きなれない言葉かもしれませんが、日本語に直訳すれば第四次産業革命とでもいうべきものです。


産業革命の歴史は?

産業革命の歴史をざっとおさらいしてみましょう。第一次産業革命は18世紀末のイギリスで起こった石炭を使った蒸気機関の発明です。第二次産業革命は20世紀前半のアメリカから起こった自動車産業、第三次産業革命は20世紀後半に起こったコンピューターを用いた産業の変化です。第四次産業革命の本質は「IoT(モノのインターネット)」の有効活用です。

どういう変化がある?

これまで商品は一つの企業が開発し、工場で生産する形がとられていました。それは大量生産、大量消費を前提とするものです。ですが第四次産業革命においては、少数の商品を大量に生産するようになります。著者は一例として、ステレオコンポの進化をあげます。音楽とラジオを聴くだけのものが、インターネットと接続し、映画をダウンロードすれば、自宅で鑑賞するホームシアターができあがります。ある商品が一方向の使い方しかできない時代は終わり、あらゆるモノがつながり接続される、これが第四次産業革命の本質です。著者は、インダストリー4.0先進国としてドイツとアメリカの例を取り上げ、日本は遅れていると主張します。これからの日本の産業界の進むべき道を大局的な視点からとらえた本だと言えるでしょう。

    
コメント