平成とレジェンドの死

平成の時代は31年間の歴史に幕を下ろしたわけですが、その間には多くの人が亡くなっていきました。昭和から平成という時代を駆け抜けてきた人たちと言えるでしょう。やはり、日本にとって今がひとつの時代の境目であり、節目であり区切りとなるのかもしれません。

あの人もこの人も

そのような平成と偉人たちの死の関係を考えるにあたって参考になる本が宝泉薫による『平成の死:追悼は生きる糧』(ベストセラーズ)です。平成の30年史をつむぐにあたって、多くの書籍が出てきていますが、本書はその中でも珍しく死をテーマとしたものです。

著者の意見も多い

こうした本というのは、雑多な情報をネットから集めたものといった印象も受けます。実際に、有名人ならばほとんどの人にはウィキペディアの項目があるわけですから、そこから、誰がいつどのような病気や原因で亡くなっていったのかといったこともわかるというものですよね。しかしながら本書は単なる情報の羅列ばかりではありません。著者独自の見識というべきものも多く入っています。著者はもともと一発屋をまとめた本などを執筆してきますし、芸能史については詳しい人物と言えるでしょう。

事件の死も

本書では有名人ばかりではなく、あの事件の死の真相といったものまで記されています。死というのは私たちの生活に密接な関わりがあるということがわかるでしょう。