秋の夜長は「織田信長」三昧で行こう

戦国時代のカリスマ戦国大名といえば、織田信長。「うつけ」と言われるほどの変わり者でありながら、室町幕府を滅ぼし、天下統一を果たした信長は、統率者としてのカリスマ性などから魅力を感じる人も多くいます。その信長に関連した本をご紹介します。


■信長の魅力に迫る一冊『織田信長の人間学』

歴史作家の童門冬二が執筆活動を通じて考察した織田信長像についての本。ひとりの人物として見たときに、どんな魅力を持っていたのか、人気の秘密と信長が持っていた宗教的価値観、将軍家に対する価値観などを細かく分析しています。歴史作家の大御所が史実を紐解きながら分析する内容は読みごたえあり。

■織田信長を優秀なビジネスマンとして捉えた『安土往還記』

作家の辻 邦生が捉えた織田信長像についての作品。ジェノバ出身の「ある航海士」である「私」が、「彼」=織田信長について語っているという設定の小説。「私は彼の中に単なる武将を見るのではない。優れた政治家を見るのでもない。私が彼の中に見るのは、自分の選んだ仕事において、完璧さの極限に達しようとする意志である。」(本文より)というように、信長の生きざまと生い立ちと、自らの航海体験について重ね合わせて語られるという新鮮なスタイルの小説です。

■織田信長は美少女!?『織田信奈の野望』

400年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった主人公は男子高校生の相良良晴。織田信長がいる時代だと思っていたら、なんと信長は実は少女、織田信奈。しかも美少女だったという設定のライトノベルです。美少女なのは信長(信奈)だけではなく、今川義元や明智光秀もみんな美少女という設定。現実の戦国時代のことを考えれば、ちょっと楽しげなシチュエーションではあります。主人公は、秀吉の身代わりのようなポジションで信奈とともに統一へのコマを進めていくので、深く考えず楽しみたい人向け。

織田信長に関する本は史実に基づいたものからライトノベルまで幅広く登場しています。それだけ信長が人気のある歴史上の人物であるということなのですね。今、織田信長が日本にいたら、今の政治や経済をどう変えてくれるのでしょうか……?

織田信長の人間学 (童門 冬二庫)の詳細を調べる

安土往還記 (辻 邦生)の詳細を調べる

「織田信奈の野望 (春日 みかげ)」の詳細を調べる

    
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