ガラガラポン革命とは何か?

ガラガラポンなるビジネス用語があります。これは、複雑にからみあった問題を一度リセットしてみる考え方です。佐々木紀彦による『日本3.0:2020年の人生戦略』(幻冬舎)では70年に1度やってくるガラガラポン革命の到来を予言します。


70年に1度の革命?

著者は70年周期でガラガラポン革命が日本に起こっていると説きます。明治維新から第二次世界大戦敗戦までを「日本1.0」、さらに敗戦後から現在までのおよそ70年間を「日本2.0」と規定し、新たなるターム「日本3.0」の到来を予言します。本書では単に70年区切りで、時代の変化を規定するのではなく、その次代に何が起こっていたのか、そして社会がどう変わっていったのか、その歴史的背景を丁寧に説き起こします。そして、「日本3.0」におけるもっとも大きな変化として、移動と下克上を著者は予見します。

何が起こる?

2020年は東京オリンピックが開催されます。この時、日本の社会には何が起こるのかといえば、団塊の世代が社会から完全にリタイヤします。彼らがこれまで固執してきた会社員的な働き方、そこにあるものは年功序列であり、苦役としての労働なども掲げられるでしょう。そうしたものから、脱却し、新しい働き方や価値観が世の中の主流となるのではないか、著者はそう考えます。新しい時代の到来を歴史のタームから説明し、クリアな思考が得られる本です。

    
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