ギリシア人あるある

ギリシア人のことをどれだけ知っていますか? 今回はギリシア人あるあるを紹介したいと思います。


■ギリシア人はどこから来たのか?

バルカン半島を南下したギリシア人の第一波がアカイア人とイオニア人(アテネをつくった)とアイオリス人(テーベをつくった)。第二波が鉄器も持って南下してきたドーリア人(スパルタをつくった)。エーゲ海を小アジアに移動します。北から、アイオリス人、イオニア人、ドーリア人の順で移動しました。

■ギリシア人はどこに住んだのか?

ギリシア本土は国土が石灰質のため、山々が綺麗です。産物はオリーブとブドウで、主食になる小麦の産出には適していません。だから、ギリシア人は南フランス辺りの地中海からクリミヤ半島辺りの黒海北岸にまで植民市をつくりつつ広がり住みました。フランス第二の都市マルセイユやニース、イタリア第三の都市ナポリ、タレントゥム、シラクサ、ミレトス、トルコ第一の都市イスタンブルはいずれもギリシア人が築いた町です。黒海北岸クリミヤ半島のセバストーポリもそうです。「ポリ」はポリス(ギリシア人の都市国家)のことです。地中海沿いの小国モナコはギリシア人の植民市ヘラクレス=モノイコス(たったひとりのヘラクレス)が起源です。

■ポリス同士は仲がよかったのか?

ギリシア人のポリスは川など水源をめぐっていつも抗争し、統一へは向かわない各々が独立国家でした。ライバル(rival)という語はリバー(river)の派生形。ポリス同士はライバル。でもヘレネスという同胞意識もありました。海外進出の間にギリシア人は異国の言葉を意味不明の雑音と感じ、それを発する異人をバルバロイとみなしました。その中でギリシア人のことを同胞、つまりヘレネス、ギリシア人の国土をヘラスと意識していました。ヘレネスという意識をはぐくんだのがオリンピック競技です。オリンピックはヘレネスであることの証の場。第1回オリンピックが前776年ですから、前8世紀にはギリシアのポリス社会に移行していたことがわかります。

ギリシア人の歴史をあるあるを通じて紹介しました。世界史の勉強もあるあるがあれば楽勝ですね。

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