南アはなぜ核武装したか?

現在、世界にはいくつかの核保有国が存在します。中にはかつて核兵器を所有しながら放棄した国があります。ひとつはかつてソ連であった国です。ソ連崩壊によって国内に核兵器が残されたままになって、偶発的に核保有国となってしまった国です。ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの核は段階的にロシアに移管されました。さらに、アフリカ最南端の国、南アフリカ共和国も、かつて核保有を行っていました。なぜ、核を持つに至ったのでしょうか?


黒人へのおそれ

南アフリカは、1980年代にイスラエルの協力によって核爆弾を開発しました。イスラエルは核保有が確実視されているものの、正式には認めていません。南アフリカは、南極に近い島で、核実験を行ったとされています。ただし、これは正式には認めていません。南アフリカはなぜ核兵器を持つに至ったのでしょう? 大きくあるのは、人種差別政策が影響しているでしょう。南アフリカは、1994年まで、白人が黒人を差別するアパルトヘイト政策が行われていました。南アフリカは、金やダイヤモンドの世界的な産地でありアフリカの中では裕福な場所でした。ほとんどの富を白人が独占し、富裕層となりました。大多数の黒人は、指定された地域に住まわされ、それらの地域は形だけの独立国(ホームランド)となっていました。圧倒的多数を占める黒人への恐れとして、白人が核兵器を保持したと見ることができるでしょう。

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