イギリス国旗の成り立ち

スコットランド独立を問う住民投票が行われ結果は、結果は反対派の勝利となりました。もしスコットランド独立が実現していたら国旗のデザインに問題が生まれるところでした。


7つの海を制覇

イギリスはかつて世界中の海を支配し、植民地を各地に持っていました。アジアにおいても、パキスタン、インド、スリランカ、バングラディシュはイギリス領でした。さらにブータン、ネパール、ミャンマー、シンガポール、マレーシア、香港、中国の天津もイギリスの影響力のおよんだ支配地でした。日本も幕末にはイギリス軍の攻撃を受けています。さらにオーストラリア、ニュージランドをはじめ南太平洋の島々もイギリスの支配域でした。

ユニオンジャックの成り立ち

イギリスの国旗はユニオンジャックと呼ばれます。これはイギリスを構成する連合国の旗を合わせたものです。イングランドは白地に太い赤の十字架、アイルランドは白地に細い赤字が斜めにクロスしています。イングランドの国旗は青字に白地のラインが斜めにクロスしています。3つの地域の旗を合わせた国旗がイギリスなのです。スコットランドがこの先独立することになっていたら、青字の部分を取りのぞかなければなりません。これでは、だいぶ国旗の印象が変わってしまいます。さらに現在もイギリス国旗をレイアウトしている、オーストラリアやニュージランドの国旗も変更を余儀なくされることになります。それどころかイギリスは国連常任理事国であることも難しくなるのではないでしょうか。今回の独立劇はとても大きな問題をはらんでいたのです。

「スコットランドに学ぶ民主主義の形」の詳細を調べる

    
コメント