古くても合理的!! 梅雨を過ごすなら土蔵に住もう!!

とうとう蒸し暑い季節がやってきました。どう対策すれば良いのか頭を悩ませる日々だと思います。昔の人は蒸し暑さに限らず寒さや病気などには自然の力や知恵を用いて対抗していました。そこで今回は土蔵を例に挙げながら自然と科学について解説します。


■自然と科学

1. 土と湿度

1つ目は「土と湿度」の関係についてです。土というのは湿度の調整に非常に役に立ちます。湿度が高い時は吸湿し、低い時は加湿する機能を持っており、それは木よりもあると言われています。土壁や土蔵など、昔の建築物が土で作られていたのには理由があったのです。

現代の家は断熱材を入れるのが主流になってきており、温度は保ちやすいものとなっていますが湿度のことは全く考えていません。梅雨には部屋中が結露だらけ、冬には極度に乾燥します。廉価で安易な断熱材にはそれなりの理由があるのです。

2. 人間と菌

2つ目は「人間と菌」の関係についてです。人間の身体には多くの菌が住み着いています。菌といっても人間に害をなす菌だけでなく、病原菌から身体を守ってくれる菌もあります。

ですが、過度な潔癖などで身体から悪い菌だけでなく良い菌をなくす事態が最近起こっています。人間はこの微生物たちとうまく共生しており、身近な菌をなくすのは危険なことでもあるのです。

3. 銀と菌

3つ目は「銀と菌」の関係についてです。中世ヨーロッパの貴族の間では食事の際には銀食器が使われていました。その理由というのは「銀は毒に反応すると黒ずむ」から。彼らは身の安全のために銀食器を使っていたのです。

今では、銀は抗菌作用があるということが一般的に知られていますが、当時の科学力では当然わかりません。ですが、彼らは銀が抗菌作用があることを経験的に知っていたのです。因みに、銅も抗菌作用があります。

自然には解明されていないことが多くあります。役に立つ発見が沢山出てきて欲しいですね。

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