極限までガマンしたらおしっこはどれくらいまでためられるのか? MAX800ミリリットル?

最近、トイレをガマンできない若者が増えているといいます。彼らは大学の講義中や映画の途中、そして会社の会議を中座してでもトイレに行きたくなります。これは明らかに頻尿で、一般的には膀胱炎などが疑われますが、不思議なことに、病院で診察を受けても病気は見つからないそうです。では、人間はどれくらいの尿がたまるとトイレに行きたくなるのでしょうか?


おしっこの仕組み

はじめに排尿のシステムを説明します。まず、膀胱に尿が蓄積され、内部がふくらみます。続いてそのふくらみが仲展受容体というセンサーを刺激し、脊髄を経て膀胱壁の筋肉の収縮を促します。

そして内括約筋を開かせ尿を尿道に送り込みます。乳幼児は排尿をコントロールすることができないため、このまま尿を出しておもらしとなりますが、一定の年齢に達すれば、尿を外に出す最後の砦でもある外括約筋を意識的に動かせるようになります。

尿意を覚える尿量

尿意を覚える尿量ですが、、たいてい膀胱内に150~200ミリリットル程度の尿がたまると、「オシッコに行きたい」と感じるます。この排尿反射は大脳皮質に関係していて、ある程度はガマンできる仕組みとなっています。

膀胱に尿がたまるペースは1分間に1ミリリットルほどとゆっくりで、単純計算で2時間半から5時間はガマンできるはずですが、ここに謎が生まれます。尿意のギリギリと膀胱の最大容量は等しいのでしょうか?

膀胱容量の限界値は?

本来、膀胱そのものの容量は500ミリリットルほどといわれています。満タンが近づくと膀胱壁はパンパンにふくらみ、身動きもままならず、冷や汗をかく状態になるようです。500ミリリットルというと、およそ8時間のガマンといったところですが、たっぷり眠って目が覚めたとき、そこまで苦しくないのも不思議な話です。

睡眠中は例外

じつは睡眠中には膀胱の筋肉が緩んでおり、このような状態では800ミリリットル程度までは貯蔵可能なのです。朝一番のオシッコの量が多いように思ったことはありませんか? それは膀胱がオシッコを目一杯ためてくれた証なのです。つまり限界点は800ミリリットルほどということになります。

ところで、冒頭のように病気でもないのにやたらとトイレに行きたくなるのは、自律神経がうまく働いておらず、尿がたまっていないのに脳が排尿のサインを出していると考えられます。この要因は明らかとなっていないが、緊張や不安、閉ざされた空間にいるといった心的ストレスなどが関係していると考えられています。

あなたのおしっこの限界値はいくらですか?

参考本

「人体の謎未解決ファイルの記事」

    
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