放射性物質のなかで危険度が高いものはプルトニウム

放射性物質のなかで危険度が高い物質が何かご存知ですか? それはプルトニウムと呼ばれる放射性物質です。福島第一原子力発電所の事故で危険物質であるプルトニウムが広範囲にばらまかれてしまいました。今回は、プルトニウムについて紹介します。


放射性物質のなかで危険度が高いものはプルトニウム

「人類が遭遇した物質のうち、最強の毒物に属する」と、福島第一原発事故後に週刊誌や書籍などで騒がれた放射性物質があります。それが、プルトニウムです(131、132、133、135といった種類があります)。

プルトニウムとは

プルトニウムとは、太平洋戦争で長崎に投下された原子力爆弾の材料にもなった放射性物質で、これが人体に入った場合の影響について実証もされていると言います。プルトニウムが出す放射線はα線です。その透過能力は弱く、空中では4センチ程度しか届きません。しかしα線は、他の放射線(β線・γ線)と比べて臓器や組織に与える影響が格段に大きいとされています。

プルトニウムに近づかなければα線を浴びる恐れはありませんが、これを体内に取り込んで内部被曝すると危険です。プルトニウムの半減期は2万4000年。肺に吸い込んだ場合はα線を生涯受けつづけることになるかもしれず、肺がんや骨がん、肝臓がん、白血病などの要因になります。

プルトニウムは粒子が重いために、あまり空中に飛び散りません。福島第一原発からの放出量も0.0032テラベクレル程度と見られていますが、原発周辺の汚染水や海底の土などから魚類が取り込んでしまうかもしれません。そんな魚を食べないように注意しましょう

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