惑星の語源は惑わす星だった?

これから夏にかけて、夜空を見上げることもあるかもしれません。強烈な光で知られる金星はこれからの季節は日没後に見ることができます。宵の明星という名前でも知られています。ところで金星をはじめ、水星、土星などの星は惑星と呼ばれていますが、なぜこのように呼ばれるようになったのでしょうか?


惑星は惑わす星だった

惑星の語源は名前の通り惑わす星であったためと言われています。誘惑のワクという字でもあります。では誰をどう惑わしていたのでしょうか? 

中世のヨーロッパでは天体観測は、望遠鏡によって行われていました。現在のように写真やコンピューターなどがない時代でありますので、記録はすべて紙に記されていました。夜な夜な望遠鏡を眺めては星の位置をピンポイントで記録していたのです。1つずつポツポツと記録していくのですから膨大な作業です。

その中で、位置がコロコロと変わる星がありました。これが現在の惑星に当たります。つまり、記録を付けようにも位置が動いてしまうので、なかなか捉えにくい。古来の天文学者たちを惑わす星として惑星の名が付けられたのです。惑星の他にも遊星という名前もあったようです。遊星の方が惑星の動きを的確に現したものであるかもしれません。

惑星は不可思議

英語で惑星を現すPLANET(プラネット)は、ギリシア語のさまようものという意味が語源となっています。さらに誕生日から、太陽系を取り囲む9つの惑星の星を割り当てて、その人の運命を占う占星術も盛んに行われてきました。

これからは夏の夜空を見上げて、惑星の不可思議さに触れてみるのも悪くないでしょう。

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