話題のNHKスペシャル「宇宙の渚」。待望の書籍化

宇宙と地上をつなぎ、国際宇宙ステーションから、地球の夜景やオーロラなどを生放送をしたことで話題になった、NHKスペシャル『宇宙の渚』。宇宙から送られてくる息づく地球の映像は、自分たちが地球で生きているのだということを、改めて教えてくれました。そしてそんな感動がようやく一冊の本になって登場。今回はその『NHKスペシャル 宇宙の渚―上空400kmの世界』を紹介します。


■宇宙の渚とは

宇宙の渚という言葉は、番組を作る際に作られた言葉で、地球と宇宙の境の領域を表します。国際宇宙ステーションはこの宇宙の渚のまっただ中に浮かび、地球の周りを回っています。
 

■宇宙の渚に広がるオーロラ

国際宇宙ステーションの下、場合によっては同じ高さまで出現することのあるオーロラ。北極や南極でよく現れる、光のカーテンというイメージが強いですね。生放送では、地球をリング状にとりかこむオーロラの姿が鮮明に映し出されました。
詳しい仕組みは本を読んでもらうとして、オーロラは太陽風から地球を守っている大気と磁場の姿なのです。一見美しいオーロラですが、宇宙の驚異から地球を守る、激しい攻防の現れでもあるのですね。
 

■国際宇宙ステーションの下を流れる流星

1センチにも満たない塵が大気と衝突することで光輝く流星。国際宇宙ステーションから観察すると、流星は上ではなく下に見えることになります。
近年、宇宙でとらえたこの塵に、アミノ酸が含まれていることがわかりました。アミノ酸は私たちの体を構成する、いわば生命の起源。このことから、私たち地球の有機物は地球で作られたのではなく、宇宙からやってきたのではないかとも考えられています。
 
地球と宇宙の境界、「宇宙の渚」。そこから地球を見ると、改めて「地球はひとつで、我々は『地球人』だ」ということを実感できるそうです。そんなすばらしい体験が、近い将来一般人にも気軽にできるようになるといいですね。
 
 

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