おならで前に進めるか!? 国際宇宙ステーションにおける宇宙空間での疑問

小惑星探査機「はやぶさ」で日本中が沸いてから、日本の宇宙開発技術に多くの人が目を向けるようになりました。7月21日には、種子島宇宙センターより、日本のH2Bロケットによる「こうのとり」の打ち上げにも成功。同月28日には、星出宇宙飛行士が滞在している国際宇宙ステーションのドッキングにも成功しました。宇宙への夢はつきることがありません。そこで今回は現在の有人宇宙活動の舞台である国際宇宙ステーションのちょっとした疑問についてお答えします。


■国際宇宙ステーションの目的

国際宇宙ステーションでは、微小重量や高真空などの宇宙だけの特殊な環境を利用した様々な実験を行っています。そこで得られた成果を活かして、科学技術をより一層進歩させたり、産業や生活に役立てていくことが目的となっています。

■国際宇宙ステーションは地上からも見えるのか

国際宇宙ステーションの高度は約350~400キロメートル。これは東京から京都くらいまでの直線距離と同じです。なので、国際宇宙ステーションは肉眼でもみることが可能で、光体が空をスーッと横切っていくように見えます。天体望遠鏡で見れば、太陽電池パネルが開いている細部の様子までもはっきりとわかります。

■国際宇宙ステーションでの、水や酸素の補給は?

スペースシャトルや日本が開発した無人補給船HTV(愛称「こうのとり」)などで、必要な物資を運んでいます。酸素は無人補給船で運んでくるほか、ステーション内で水の電気分解により作られています。また、尿を飲料水に変える水再生装置もあります。

■国際宇宙ステーション内でおならをするとどうなるのか

もちろん臭います。若田宇宙飛行士は「おならの推進力で前に進むことができるのか」ということを試したことがあるようで、結果は残念ながら失敗に終わりました。おならでは質量の大きい体を加速できるほどの推力が出せなかったようです。

国際宇宙ステーションを軸にした、広大な宇宙空間における宇宙探査、宇宙開発は次世代に受け継がれていく巨大な事業であるだけではなく、夢の探査でもあるのです。

「宇宙飛行 行ってみてわかったこと、伝えたいこと(若田光一)」の詳細を調べる

    
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