修士論文は不合格になるものなのか?

山口県の下関市の市長が、通っていた下関市立大学の大学院に提出した修士論文が不合格となったことが話題となっています。そもそも修士論文は不合格になるものなのでしょうか?


修士論文とは?

そもそも修士論文とは、大学院の修士課程を修了するための要件としてほとんどの大学院に課せられています。これは大学の卒業論文とは異なり、研究としての意義や価値が求められます。そこには、論文の内容の新規性や、先に同じような研究をしている人がいないかといった先行研究の整理などが求められます。さらに他人の論文や著作を引用する場合は、しっかりと引用符を付けなければいけません。それを行わないと「盗用」「盗作」となってしまいます。

どうやって書くのか?

修士論文は、大学教授や准教授などの指導を随時受けながら書き進めるものであり、完成までには何度もチェックがあります。通常は、大学院の入試の時点で、研究計画書の提出が求められ、入学後はそれに基づいて基礎的な研究を進めてゆきます。そうした過程があるので、修士論文の完成ができなさそうな場合は指導教授が、論文の提出を認めないこともあります。

修士論文は、小説の新人賞のように、いきなり書いて評価を求める、ということはまずないのです。そのため、修士論文は提出の時点で不合格となることはほとんどありません。下関市長の論文不合格は異例の自体であると言えるでしょう。

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