裁判所で名前は変えられる?

最近、キラキラネームと呼ばれるものが多くあります。当て字により名前が読めないのはもちろんのこと、ちょっと口に出すのが恥ずかしいといった名前もあるでしょう。そこにおいては、名前を変えたいといった思いを抱く人もいるかもしれません。


名前は変えられる?

名前を変えたいと思った場合、正当な理由があり家庭裁判所に申し出て受理されれば変更が可能です。15歳未満の場合は法定代理人を立てる必要がありますが、15歳以上の場合は自分の意思で可能です。

正当な理由とは?

ここでいう正当な理由とはどういったものなのでしょうか。裁判所の定めとしては「名の変更をしないとその人の社会生活において支障を来す場合をいい、単なる個人的趣味、感情、信仰上の希望等のみでは足りない」とされています。それなので単にこの名前が気に入らないので、変えたいといった理由では受理されません。さらには性同一性障害などで、男性でありながら女性の気持ちがあるという場合には男性っぽい名前は精神的な苦痛になりますので、女性の名前に変えるといった事情もありますね。

テレビ番組の企画にも?

かつてこの名前を変えるということはテレビ番組の企画にもなっています。1992年にバルセロナオリンピックが開催されるにあたり『進め! 電波少年』(日本テレビ系)において、松村邦洋が松村バルセロナに改名したいと申し出ました。実際に家庭裁判所に申請が出されたようですが、やはり単に流行りものに乗るといったことは正当な理由にならないために退けられています。

必要な書類は?

名前を変えるにあたって必要なものは申立書とともに、戸籍謄本および収入印紙800円分、連絡用の封筒と切手です。戸籍謄本を取り寄せる手数料などはあるにせよ、1000円強でできるので、制度自体は誰でも気軽に利用できるものだと言えるのではないでしょうか。

    
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