中国にも二文字の姓がいる?

中国人のほとんどを占める漢族の名字は一文字、日本人の名字は二文字が多いように見えます。日本人の場合は、二文字の他にも一文字、三文字、場合によってはそれ以上の長い名字の持ち主もいます。一方で中国人はすべて一文字というイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。


二文字の姓も

中国の漢族には二文字の姓も存在します。代表的なものとしては司馬、欧陽、皇甫などがあげられます。司馬は、作家の司馬遼太郎の名前が日本でも通っているでしょう。ただし司馬遼太郎はペンネームのため、司馬遷からとられたものといわれています。もともと中国では一文字の姓しかありませんでしたが、周辺の民族とまざりあうことによって複数の姓が誕生したといわれています。それぞれの民族の姓をそのまま音で漢字としてあてることで複数の姓が誕生していったのです。中国の長い歴史を感じさせるエピソードだと言えるでしょう。

三文字以上の姓も

さらに二文字だけでなく三文字以上の姓も中国にはあります。満州国のラストエンペラーでおなじみの愛新覚羅(あいしんかくら)は四文字の姓になります。さらに、五文字、六文字の姓もあり、最大では七文字の姓も存在するそうです。とはいえ、中国では一文字の性が圧倒的なため、日本よりも目立たないのでしょう。ちなみに中国で一番多い姓は「李」です。もちろんこれは世界でもっとも多い名字にもなっています。

    
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