金メダルは純金じゃない?

オリンピックなどのスポーツ競技の1位、チャンピオンが獲得できる金メダルは栄誉あるものだといえます。しかし、金メダルの物質はすべてが金というわけではありません。

ほとんどが銀?

現在の金メダルはほとんどが銀によって作られています。割合でいうと90%ほどの銀に、8%ほどの銅をまぜて、金は1.5%ほどにすぎないといわれています。これは、銀合金と呼ばれる物質になります。なぜこうした構成になっているのかといえば、強度が増すためだといわれています。

昔は純金だった?

実は金メダルにはもともと純金が使われていました。1912年のストックホルムで行われた夏季五輪大会までは、純金の金メダルが選手の手に渡されていました。その後、競技数や種目数が増えるにしたがって、金メダルの獲得者も多くなり、主催者の負担が重くなっていきました。メダルの生産はオリンピック開催国が行うことになりますから、その負担を軽くするため銀合金ベースの金メッキを金メダルの素材とする基準が作られたのです。

金そのものの価値は低い?

そのため、金メダルはそのもののメダルとしての価値は計り知れないでしょうが、物質としての値段はそれほどではないともいわれています。そのため、金メダルを盗んだり溶かして売る人はもちろんいないでしょう。