国会図書館地図室を使ってみる

国会図書館には日本中のあらゆる出版物が集められています。その収集対象は本や雑誌や新聞にとどまるものではありません。地図も出版物に含まれています。国会図書館にはそんな地図を集中的に集めた地図室があります。


どんな種類の地図がある?

国会図書館の地図室が収集しているものにはさまざまなタイプがあります。メインの収集物のひとつが住宅地図です。全国の住宅地図をフォローしているため、専門の業者などが調査にやってきている姿もあります。こうした需要が多いためか、住宅地図の閲覧に関しては一定の制限がかせられています。

クラシックな地図もある

もう一つが明治時代や大正時代、あるいは昭和の戦前期に発行された地図です。これは民間業者が発行したものから、陸軍参謀本部が作った軍事的な目的の地図まで多くの地図があります。さらに戦前は日本の領土とされていた台湾や朝鮮半島、満州、あるいは南洋諸島に関する地図も多く取りそろえています。地図は木版で作られたものもあり、浮世絵の方法と同じように、色ごとに刷り分けがなされているものもあります。すべて手作業で行った割には、とてつもなく精緻な作りとなっていますので、一度眺めてみると良いかもしれません。昔住んでいた街の地図を見たいという人が地図の閲覧に訪れることもあるようです。これらの地図は1度に5件まで、取り出しができます。利用は無料なので1度訪れてみてはいかがでしょうか?

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