「腐女子」を徹底分析!実は最近の腐女子は可愛い?!

数年前から出てきた言葉「腐女子」。男性同士の恋愛であるボーイズラブ(BL)小説などを好む女性たちが、自らを皮肉って「腐った女子」ということで、「腐女子」という言葉が広がりました。アニメや漫画を好む"冴えない"女性というイメージを抱きがちな腐女子。その実態を今回はご紹介します。


■そもそも可愛い??

腐女子は、一般の人が持つイメージとは大きく異なります。「ピンクハウスを着て小太りな女性」といったイメージはなく、若くて可愛い女性が多いのです。つまり、腐女子は見た目も行動もそれほど一般の女性と差がありません。「現実の男性と付き合えないから漫画やノベルスにのめり込む」というストーリーは当てはまりません。

■女の子だって「アニメ」「漫画」が好き

長い間、「女性はオタクになりにくい」という一種の固定観念が日本にはありました。しかし、実際はその逆で女性の趣味は男性よりも多ジャンルにわたります。そのため、その中でも「漫画」「趣味」を持った女性同士は「オフ会」というリアルの場でも交流してきました。

■男性の妄想と腐女子の妄想

男性の妄想は、「主人公は俺。現実では経験できない理想の恋愛を疑似体験する」というストーリーで進められます。そのため、妄想の中に自己を投影した物語が中心となります。一人の男性主人公をめぐって美少女が多く登場する……といったストーリーはまさにその具体例です。

一方で、女性の妄想は、現状への肯定が強く、自分の願望・欠如感を満たす「物語」ではありません。腐女子が好むのは、「物語」の「説明されない部分」を「妄想」することなのです。そのため、腐女子が好む作品は「妄想」の余地がある作品なのです。

■なぜBL小説は売れるのか

男女の物語では、感情移入を強制されますが、腐女子にとってはそれが心地悪く感じます。自分の恋愛は現実ですれば行えば良いと考えているので、小説を読むときにまでヒロインに感情移入して恋愛を疑似体験しようとはしないのです。

そこで、BL小説では、感情移入するキャラクターはもちろんいないため、自分を介在させずに、「物語」の「説明されない部分」を妄想する上で非常に面白い読み物になるのです。

腐女子はかつてはアンダーグラウンド的な位置に属していた層でしたが、今や一つのジャンルへと築いています。身の回りにも「隠れ腐女子」がもしかしたら多いのかもしれませんね。

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