「文化系トークラジオLife」を知らないとか損過ぎる!! 若者がどう思っているかわかるよ!!

最近のテレビやネットを見ていると若い論客、具体的には35歳前後の人の活躍が目立ちます。日本の世間一般では「若手」に属する人達です。若手の活躍は「朝まで生テレビ」や「ニッポンのジレンマ」などの論壇に限ったはなしではなく、ビジネスや政治の分野でも若い人の進出が見られます。そんな中、若手論壇人の登竜門的な場となっているラジオ番組があります。それは「文化系トークラジオLife」(以下、「Life」)です。今回は論壇人に限らず多くの有力な若手を輩出しているLifeの魅力について語ります。


「文化系トークラジオLife」とは

毎月第4日曜日の深夜に行われるLife。サブカルチャー分析を通じた社会時評を大きなテーマとしています。番組の形式はレギュラー出演者数名に加え、語るテーマに合わせてゲストを呼ぶという形を採っています。

Lifeの特筆すべき点は圧倒的なコンテンツの量。番組としての尺は3時間なのですが、殆どの場合で時間をオーバーし4時間ほどの長さとなっています。内容の方も鈴木謙介ことチャーリーが多くの見地から意見を飛ばしながらも、司会をこなしキッチリとまとめてくれます。

また、スタジオ内をustream中継したり、全番組内容をアーカイブとしてポッドキャスト化していたり面白い試みをしています。

今回のテーマ

2012年8月放送分のテーマは、「『楽しくやろう』というけれど...」。先のオリンピックでは出場選手がインタビューで口々に「楽しんでやろうと思います!」や「楽しんでやれたので満足です!」と言った言葉が目立ちました。昨今の風潮では「何事も楽しんでやるのがよいのだ」というのがあるのですが、そこにLifeは疑問を投げかけました。

  • 「楽しめない人はどうするんだ」
  • 「本当に楽しいばかりでいいのか」
  • 「どうやって楽しめというのだ」

などなどを各方面から分析し、語り合っています。因みにリスナーからのメールも募集しておりメール募集テーマは「仕事や勉強、部活など、努力や結果を求められることを、あなたは楽しくやれていますか?」というものでした。

「『楽しくやろう』というけれど...」について語られたこと

今回のテーマで語られたことの一部を紹介します。様々な論客が多方面から語り、活発な議論が繰り広げられました。

  • オリンピックの選手が言う「楽しむ」とは、「楽しむマインドは過度に緊張せずに楽しむ」ということ。「ゲーム感覚で(ゲーミフィケーションを取り入れ)楽しめないことでも楽しめるようにしよう」というのとは異なる。
  • 職場のモチベーションコントロールとしての「楽しむ」
  • 精神状態(モチベーション)をコントロールするというのが意識されたのは50年代位。基本的に兵士を戦場に送り込み出すための方法/訓練として使われ、それが今は某外食チェーンなどにも応用。
  • 楽しくやるための要因としては「インセンティブ(外敵誘引)」と「モチベーション(内的誘引)」
  • 日本人の感覚が「汗水垂らし苦労して前に進むんだ!」というものから「みんなで笑って前に進もうぜ!」的なものへと。
  • 仕事はアウトプット(成果物)が良ければいい。モチベーションは成果物に関係ない。

来月10月には番組開始6周年を迎える文化系トークラジオLife。旬なトピックを適度にゆるく、しかし深く語り合える場:Life。興味がある方は一度聞いてみてはいかがでしょうか。

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