6月6日開催!! よるヒル超会議で「東京の未来」を見る前に予習しておきたい「東京論」-速水健朗-

TBSラジオで放送中の「文化系トークラジオLife」。現在は速水健朗さんがメインパーソナリティを務めています。先日のLifeのテーマは「東京論2012」。東京をテーマに約5時間語りました。速水さんも出演する、よるヒル超会議で語るテーマは「東京の未来」。東京スカイツリー、渋谷ヒカリエなど東京にまつわるトピックが盛り上がりを見せる一方、かつてほど東京が魅力的で無くなったという話も。そこで今回は前回のLifeの「東京論」をまとめました。


1. ここ5年における東京の変化/印象について

街の画一化

ショッピングモールやエキナカ/エキチカ/エキウエのテナントがどこも同じ。特に関東在住の人は感じることが多いのではないかと推測します。その要因は2つあり、1つは「テナントを入れる業者のプロフェッショナル化」、もう1つは「リーマン・ショックと震災という経済面のダメージ」です。

リーマン・ショック以前は、若手建築家&新興デベロッパーがクリエイティブなものを作ろうという流れがあったのですが、リーマン・ショックと震災で大手建設資本&新興デベロッパーになり保守化したとのことです。

意外とあるエッジの効いた地域

例として今一番ホットなのは新大久保です。デベロッパーが開発したわけではなく、秋葉原のように集まった人が街を作りだした町です。しかし、歴史を振り返ってみると大体10年ごとに町が変化しているとのこと。

100年も前から続いている伝統的なものではないのです。東京という町は目まぐるしく変わっていくことで力を得ている一方、「これだけは変わらないもの」があれば特色ある人達が惹かれ、町として特色が出てくるのかもしれないとのことです。

若者カルチャーは何処へ?

今の大学生くらいの若者はわざわざ都心に行く必要を感じていません。大学の近くで完結しがちで、渋谷は元若者の町である雰囲気が漂っています。しかし、若者の集まる場所というのは確かに存在します。

それは国際展示場。ニコニコ超会議やコミケなどインターネットを媒介にしたカルチャーに集まる若者は確かに存在しています。また、最近出来た代官山蔦屋書店は年齢を問わないカルチャー施設。かつての東京らしい「遊び」がある場所がオープンしました。

アジアヘッドクォーター特区構想

東京都が国際競争力を高めるために推進する本構想。今では外国人観光客は浅草へは行かず、御殿場などのショッピングモールへ行くようになっています。

オープンしたばかりのスカイツリーは批判も多いが、アジア圏の観光客を迎えるためには必要なものかもしれません。これだけ円高で、アジアに限らず東京(日本)が外国人観光客を引き付けることができているのは観光地源としての潜在力があるからかもしれません。

よるヒル超会議では、東京の対外戦略からカルチャーまで幅広く語られると思います。より楽しむために今から予習をしておくことが大切です!

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