法律を変える選択肢

ビジネスをしていて、法律が壁となる経験は誰しもあるでしょう。それらの法律は、考えてみればなんだか理不尽なものであったり、あるいはお堅いイメージのものも少なくありません。数ある日本の法律の中には、明治時代に作られてそのままほとんど変わっていないものもあります。


法律は変えられる

その法律は、なんとなく守らなければいけないものと考えてはいないでしょうか。もちろん法律を遵守する必要はあります。しかしながら、法律を変えることでビジネスの風通しをよくするという方法もあるのです。『ビジネスパーソンのための法律を変える教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、ヤフーの法務担当者として実際に役人や政治家へ働きかけて法律を変えてきた著者・別所直哉による実践的な体験論です。

法律は自分たちで作るもの

そもそも法律とはどのようなものでしょうか。それは、いわば国家から国民への要請でしょう。法律は憲法によって縛られています。すべての法律は憲法の範囲内でなければいけません。つまり法律は、私たちが国家へ要請する憲法をもとに国家によって作られているわけです。それならば、法律を作る、関わる権利は国民にもあると言えるでしょう。

基本が学べる本

これらの知識は中学校の公民科で習うものですが、正しく理解している人は少ないでしょう。法律は法律なのだから違法なことはあってはいけないし、絶対に守るべきものという考え方で凝り固まってはいないでしょうか。本書で著者は、仮に法律であったとしても、それが適切でない場合には徐々に変えていくことも必要であると語っています。思わぬところで気づきを与えてくれる本であると言えるかもしれません。

    
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