メディアの現在形とは?

メディアは日々変化しています。少し前に当たり前だったメディアが今や空前の灯火となるさまを私たちは目の当たりにしています。いまやCDがデータに、紙の本が電子書籍へと変わりつつあります。そんな時代における、メディアの現在に向き合ったのが武田徹による『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか: ネット時代のメディア戦争』です。


アマゾンの仕組み

アマゾンの1円本の仕組みは、各所で解説されています。1円の本には257円の送料がかかります。1円本の出品業者はこの送料を安く抑えることによって差額分を儲けとしています。しかし、業者はアマゾンへの出品料や手数料も負担する必要があるため、薄利多売の構造であることには変わりありません。本書は、コンテンツが限りなくタダに近づいている現状に向き合います。

取材先はどこか?

コンテンツのメディアの現状を考える上で、重要となる現場に著者は足を運びます。印刷業界の最大手である大日本印刷、さらに新しい情報発信の場となっているニュースサイト、そして送り手と受け手の境界をかぎりなくフラットにした「ニコニコ動画」の運営元であるドワンゴなどへ取材を試みています。

    
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