モロッコ領内にあるスペインの飛び地とは?

北アフリカのモロッコ国内にあるスペイン領の飛び地であるメリリャ(メリジャ)に侵入しようとした300名ほどの移民が、モロッコの治安部隊に拘束される事件が置きました。

スペイン領であるメリリャに入り、難民として亡命を企てる目的があったと見られています。


飛び地が多い

北アフリカのモロッコはアフリカ大陸の北端に位置し、ヨーロッパとはフェリーで1時間ほどの距離です。もともとはフランスの植民地であり、その前にはスペインに統治されていた時代もあります。そのため、町中ではアラビア語とともにフランス語やスペイン語が飛び交っており、ヨーロッパと結びつきの深い国として知られています。

独立後も、モロッコの領内にはスペインの領土が残っています。今回の舞台となったメリリャのほか、セウタも存在します。スペインはユーロ圏内なので、陸続きのこれらの土地に行って難民申請をすれば、フランスやドイツ、イギリス、さらには北欧へ行ける可能性があるということで、多くの不法移民が殺到しています。そのため、セウタやメリリャの外には巨大なフェンスが立ちはだかり、侵入を防いでいます。

さらに小さな飛び地も

モロッコ領内には、メリリャやセウタのほかにも小さなスペイン領が存在します。中には一つの小さな島であったりします。当然人が住めるような場所ではなく、スペインの軍隊が駐屯しているだけの場所です。なぜ、返還されないのか不思議な場所となっています。

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