「神は死んだ」でお馴染み。ニーチェのキリスト教に対するぼやき集。

皆さん、フリードリヒ・ニーチェという人物をご存知でしょうか。19世紀のドイツで活躍した哲学者です。彼による「神は死んだ」という言葉はあまりにも有名で、当時のヨーロッパの人々に衝撃を与えました。そこで今回は、キリスト教には批判的な態度をとっていたニーチェのぼやきを紹介します。


■時代背景

19世紀において、キリスト教を批判することは今ほどラクなものではありませんでした。というのは、キリスト教がヨーロッパで生きる人たちの文化のバックボーンになっていたからです。キリスト教は私たち日本人が想像する以上に彼らの生活に溶け込んでいます。それは今も変わっておらず、キリスト教を批判することは非常に覚悟が伴うことです。

■ニーチェのぼやき

1. キリスト教はどんな役割をしているの?

キリスト教を批判しているニーチェは、キリスト教が持っている影響力や害について言及しています。彼いわく、「宗教と言う建前で、力を持ち、害をなす」ものだというのです。「宗教だから〜」という言葉を使い、人々を上手に導いている宗教とのことです。

2. 誰が人を裁くの?

罪人は裁かれると信じているキリスト教信者たち。それが誰によって裁かれるのかというと、「神」によって裁かれるのです。自分たちの手では裁かず、彼らの中にはいる神の手に委ねているのです。実際には彼らが裁いているにもかかわらずです。

3. 罪人はどこに行くの?

罪人はどこに行くのかというと地獄です。この考え自体は私達でも理解はできると思います。ですが、彼らの言う罪人とは何なのでしょうか。答えは「彼らにとって邪魔になるもの全て」なのです。

4. 結局、キリスト教は何なの?

ニーチェいわく、キリスト教は「同情」の宗教です。お互いの傷を舐め合うことは馴れ合いにつながり、人の成長するための心を失ってしまうことに繋がると言います。

ただ、ニーチェはイエス自体を否定はしていません。自由な精神を持った人だと言っています。宗教を勉強してみると様々な矛盾や疑問点が生まれてきます。それを調べるのも楽しいですよね。

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