ベネッセの個人情報流出は何が問題なのか?

ベネッセコーポレーションが、進研ゼミ会員を中心とする個人情報流出問題で揺れています。これは通常の個人情報の流出に比べ問題点が多いと言われています。


会員番号制度

筆者は、20年ほどまえ進研ゼミをやっていました。ベッタベタですが、送られてきた漫画を読んで、進研ゼミを始めた主人公が勉強もプライベートもうまくいくというストーリーにヤラれたクチです。

入会すると会員番号が付与されました。これは赤ペン先生を送る時に記さなければいけないので、反復しているうちに覚えてしまいました。814-xxx-xxxという9桁の番号です。最初の81というのは、昭和56年世代で、次の4は入会の月ではないかと思います。

当時はオリジナルな番号がもらえることが嬉しかったものですが、これは今にして思えば個人情報を管理するツールでしかありません。実際、この会員番号は一度ゲットすると終始変わることはありません。一度進研ゼミをやめて、ふたたび始めることがあっても、同じ会員番号が使われます。

子どもの個人情報の価値

日本の場合、子どもというのは、高校を卒業するまでは親と同居する人が多いです。そのため、一度名前や住所などを入手してしまえば、ずっとダイレクトメールを送ることができます。これはかなり価値の高い情報と言えるのではないでしょうか。

ベネッセでは、かつては、大学生に向けて留学をあっせんするプログラムを行っていたようです。しかし、大学に入ると、子どもの住所が変わってしまい、うまくいかずに撤退したという話もあるました。

ベネッセには信頼回復につとめてもらいたいものです。

    
コメント