殴る!蹴る!嫉妬からの暴力が男たちの命を脅かすDV女の被害!

男が女性に暴力をふるうとされていたDV(ドメスティックバイオレンス)被害。しかし、警察庁の発表で表面化したのは、急増中の男性DV被害。
相談件数や被害届が増え、女性が強くなり、男が弱くなる……近年逆転化している日本で、男たちはどのような被害を受けているのか?
挙句の果てには、妻の暴力に悩んだ夫が妻を殺害するというややこしい事件まで発生している今。
男性たちは、一体どのような被害にあっているのか?
実際にDVに怯え、猟奇的すぎるともう別れたという男性たちに実際に話を聞いてみた。


グラビア雑誌は焼かれ、車で轢かれたこと2回

まずは、某一流商社に勤めながらトレーダーとして活躍する、資産1億円のYさん(29歳)。

【元カノDATA:慶応大学卒の夏目三久似、商社勤務、27歳、趣味はショッピング、好きな映画は『アメリ』】

「いやぁ、合コンで出会って、可愛いなぁ~なんて思っていたのもつかの間、すごい嫉妬っぷりで、毎日痣が増えるばっかりですよ、ホント」
笑い飛ばすような素敵な笑顔の彼は、どんな被害にあっているのだろうか?

「根に持つタイプなんですよ、だから恐い。そっち系の雑誌は焼き討ちにされるし、DVDはレンジでチンされるでしょ。会社関係の同僚から電話があったときでも、相手が女なら平気で携帯は折られますね。彼女と付き合いはじめてからは、携帯が11台ダメになりました。マンションの上から投げられ、風呂につけられ、煮沸され……初めは異常だと気がつくのに時間がかかったんです。好きだったしね。でも、ウチの親にまで恫喝の電話を入れだしたときに、“ああ、こいつはヤバいんだ”って思いました。そのあと、親から説教を受けたみたいで、僕が呼び出されて、車で跳ね飛ばされました。しかも、バックして2回もね」

あっけらかんと話す彼だが、正真正銘の殺人未遂である。しかも、仲直りに誘われた彼女の手料理を食べると、マチ針が口の中を貫いた。さすがに命の危険を感じた彼。別れを切り出し、携帯電話の番号も変えた。音沙汰がなくなったと思っていたんですが、彼女は会社を退職して、ずっとYさんのことを尾行していたのだ。完全にストーカーである。

「むこうの親と弁護士を入れて、なんとか事なきを得ましたが、これからは女選びも気をつけようと思いましたよ。いやぁ恐いもんです」

最近でも視線を感じるという彼、用心してほしいものである。

風呂で溺死させられる寸前まで

次にご紹介するのは、自営業でオフィス用品の販売をしているRさん(34歳)。

【元カノDATA:眼鏡姿、地味めのマナカナ似、Kiosk勤務、25歳、趣味はケーキ作りと音楽鑑賞、好きな映画は『ウディアレン全般』】

「とにかく、静かでおとなしい子だったんですよね。男の3歩後ろを歩くタイプというのか。で、惹かれたんですけど、まさか、あれをきっかけに豹変するとは思ってもみませんでしたよ」いきなりDV彼女にガラリと性格が変わった理由、なにかありそうだ。一体なにがあったのか。

キッカケは、友達の紹介。彼が熱心に口説き、彼女が説伏されたような感じで交際がスタートしたというなれそめだそうだ。彼女は、Rさんのために毎日弁当を作り、事務所へ届けてくれる。家庭的な女の子だと思っていた矢先、Rさんの元カノがよりを戻してほしいと接触してきた。それに気がついた彼女。初めは知らないフリをしていたそうだ。

「あれが着火。ジリジリと燃えるタイプだったんだろうと思う。デートしてても、一緒に朝を迎えても、元カノと連絡を取り続けている間は、着実に導火線は短くなっている。爆薬に火が燃え移るまで時間はかからなかったんだなぁ」

自宅のベッドで気がつくと、サランラップでぐるぐる巻きにされているRさん。カーペットの上に転がされる。彼女に話しかけるが、その眼鏡の奥はまったく笑っていない。プラスチックの金槌を取り出す彼女が、Rさんのパソコンや携帯電話、タブレットなどを次々に破壊。その豹変ぶりに、声も出ず、Rさんはただただ震えていた。

「そのまま、浴室に連れて行かれて、水の張った浴槽に顔をつけられたんです。なんどもなんども、冷たい水の中でもがいて、本当に死ぬかと思った。そのあと、彼女はオレの顔を自分の正面に引き寄せて言ったんですよ。“一生逃がさないから”って」

もはや映画『ミザリー』の世界だ。肉体的なDVの中に、ホラー的、精神的なDVが紛れている。
彼もなんとか場を取りつくり、次の日に警察に相談に出向いた。未だに連絡があるらしいが、電話には出ていないというRさん。
やはり相手方の家族に相談中だという。

一方的に男性からのDVの報告がよくマスコミに取り上げられているが、ふたを開けてみれば、考えられない真実がある。
これからも急増するであろう強い女性からのDV被害、同じ男性として、気をつけたいものである。

(丸野裕行)

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