「オウム真理教事件」最後に残った指名手配犯、高橋克也の容疑とは

2012年6月15日、高橋克也容疑者が大田区西蒲田で逮捕されました。
事件の捜査関係者、そして被害にあった人たちは、筆舌に尽くしがたい気持ちでいることでしょう。17年前、「オウム真理教」の幹部として教祖の麻原彰晃(松本智津夫)と共謀し、地下鉄サリン事件という大規模なテロ事件を起こしたメンバーのひとりであるとされています。このほか、高橋容疑者が起こしたとされる事件は複数あり、事件を知る重要な人物でもあります。高橋容疑者の容疑内容についてまとめてみましょう。


■地下鉄サリン事件

実行者のひとりとして殺人の容疑。 
平成7年3月20日、地下鉄日比谷線、千代田線、丸ノ内線の車内で猛毒のサリンガスを発生させて、乗客12名が死亡、約5533人に重軽傷を負わせる、史上最悪のテロ事件と言われている。サリンの後遺症は重く、17年経った今も、通常の生活が送れずに過ごしている人が多数いる。

 
 

■仮谷清志さん逮捕拉致監禁致死事件

平成6年頃。目黒公証役場の事務長、仮谷清志さん(当時68歳)を拉致・監禁し、殺害した共犯者として。被害者の仮谷さんの妹がオウム真理教に入信したが、多額の布施を要求されるようになり、目黒公証役場の土地・建物も要求されるようになったので逃げ出したが、布施を拒否する仮谷さんを狙ったもの。

 
 

■東京都庁郵便物爆破事件

平成7年5月16日、青島幸男東京都知事(当時)殺人未遂事件。 都知事あてに小包爆弾を送り、小包が都庁内で爆発して都職員が重傷。この日は教祖の麻原彰晃が逮捕された日であり、捜査のかく乱などが目的であったとされている。
 
 

■VXガス殺人事件

平成6年から7年、オウム真理教出家信者の会の会長、大阪の会社員、駐車場経営者を
猛毒のVXガスを使って殺害、重傷を負わせた事件。いずれもオウム真理教に対して果敢に抵抗してきた人物を麻原彰晃の命令により殺害しようとした事件。

 
 

■そのほかの行動

サリン事件の際に、実行犯の豊田亨死刑囚を日比谷線中目黒駅まで車で送るなど、実行犯として重要な役割を果たしていたと言われている。
 
 

■「オウム真理教」とは何なのか

表向きは宗教団体でしたが、その実は麻原彰晃自身の私憤や身勝手な考えにより、国家転覆を狙っていたとされています。麻原彰晃は現在死刑囚ですが、事件の全容をほとんど話していません。当時、高学歴の大学生・大学院生や医師・弁護士が多数入信していたことも波紋を呼びました。

 
 
昨年末から今年に入って平田信、菊地直子ときて、最後まで逃走していた容疑者がついに逮捕されました。麻原彰晃の死刑を引き延ばす作戦ではないかなどとも言われていますが、いずれにしても今後、事件の真相をすべて話してほしいものです。

 

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