都市はどうやって作られる?

私たちが暮らしている空間は、ほとんどが都市と呼ばれています。もちろん非都市と呼ばれる場所に住んでいる人も多いでしょうが、日本ばかりではなく世界のどの場所でも人口の都市集中は顕著な傾向であり、社会問題ともなっています。


都市計画の実際のところ

そんな都市がどのように作られているのか、足元の疑問に答えてくれる本が佐々木晶二による『いちからわかる知識&雑学シリーズ 都市計画のキホン』(ぎょうせい)です。本書は都市計画は何たるかを、概論として学びたい人はもちろん、なんとなく都市や都市文化に興味がある人に向けた良書となっています。

歴史もフォロー

本書では、戦前までの都市計画の時代などについての、歴史分野についてもフォローがなされています。都市とは現在だけのものではなく過去と未来が有機的につながる存在だとあらためて気付かされることでしょう。さらに都市計画法、景観法、都市再生特別措置法、被災市街地復興特別措置法といった、都市に関わる法律もわかりやすく解説されています。法律というと、文言そのものはとっつきにくいものですが、こうして実際の内容と結びつけて解説してもらると、理解が進みます。単に表層的に理解しているだけだった都市に対する理解が深まる本であるといえるでしょう。

    
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