マスコミと官僚の小さいウソは問題?

小さいウソにはどういったイメージがあるでしょうか。小さいならば「嘘も方便」といった言葉がある通り、許容されるのではないか。そうした思いがある人も多いと思います。しかしながら、ウソは場合によっては、大問題となってしまうこともあります。それが国家の運命や将来を決定するものだとしたらどうでしょうか。


するどい批判を展開

数量経済学者の高橋洋一による『マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす』(産経新聞出版 )は、マスコミのウソや官僚のウソなどをきちっと読み解き、そこに批判を加えた本です。著者自身、元官僚という立場にある人ですから、官僚のやり口を熟知した人物だと言えるでしょう。

法令遵守は正しいのか?

マスメディアばかりではなく社会全体を覆っている空気が法令遵守です。いわゆるコンプライアンス重視というものですね。何か間違いを起こすことはない確実な手段を取っているのだから、自分たちは大丈夫なはずだ。そのような無根拠な確信が、社会を覆いつくしてはいないだろうか。それは「ウソ」ではないだろうか。著者はそうした疑問を投げかけるのです。

上から目線批判も

さらに、そこからはじまって、官僚が作った法令は絶対的に正しい、という立場にマスメディアが無批判に乗っかっている状況も説明します。いわば、双方があいのりの形で「ウソ」が作られていっているとも言えるでしょう。

    
コメント