原発再稼働に反対するデモ騒動!!再生利用可能エネルギーによる脱原発は期待できるか?

関西電力の大飯原子力発電所(福井県)での発電再開に伴う、原発の再稼働に反対するデモがニュースを賑わせていますね。我々市民にとっては、脱原発に向けて期待が膨らむ一方、原発停止による電力不足や電気料金の負担増という不安もあります。今回は、そんな期待と不安の入り混じった再生利用可能エネルギーについておさらいしましょう。


■再生利用エネルギーとは

再生利用エネルギーとはその名の通り、再生が可能なエネルギーのことです。常に一定量地球に存在し、半永久的に利用できるのが特徴です。具体的には、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマス等が該当します。

■太陽光発電

太陽光発電は、設置が容易であり、かつ設置場所の多様性が最大のメリットです。しかし、発電コストが高額になりがちなことや、発電量が安定しないことなどのデメリットもあります。

■水力発電

水力発電は設置が容易であり、かつ発電量が安定的であるのが特徴です。しかし、こちらも発電コストが高額となります。また水力発電には利水権という特有の問題も発生します。

■風力発電

風力発電は発電コストが低さが最大のメリットです。デメリットとしては、出力の発電量が安定しないことや、台風などによる破損修繕の回数が挙げられます。

■地熱発電

地熱資源量は世界第3位の日本ですが、地熱発電は初期投資のコストが高く、事業者には大きなリスクがあります。また、地熱資源の多い場所には温泉があり、地熱発電による温泉水量の低下が懸念されています。

■バイオマス発電

バイオマス発電は、安定的な発電がメリットです。また、発電と同時に熱も発生するため、公共施設の暖房や温水プールなどに有効活用できます。しかし、廃熱を有効活用できないとなると、発生する熱をどう処理するかという問題が発生することとなります。

経済産業省では、今年度中に認定を行う再生利用エネルギー発電施設からの発電量は250万kwと試算しており、これは原子力発電所2基分の発電量に相当します。今すぐに脱原発というのは現実的には厳しいかもしれません。しかし、太陽光発電や風力発電の固定価格買い取りの見直される20年後は、原発に頼らない発電が当たり前の時代になっているかもしれませんね。

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