未来の日本はどうなる?

日本はこれから超高齢化社会と人口減少を迎えます。この流れは止められないでしょう。実際にどのようなことが起きるのか、その具体的なイメージを掴むために最適な本が河合雅司による『未来の年表2:人口減少日本であなたに起きること』(講談社現代新書)です。何が書かれているのでしょうか。


そこに何がある?

本書は、これからあなたの未来の生活にふりかかることをお中元のカタログのように提示しています。ある一家に起こった出来事を中心とした、未来で起こりうる事象について記されています。そこにあるものは、現在はバブリーな存在であるタワーマンションが巨大な老人ホームと化する未来でした。さらに、一億総活躍社会において働き続ける老人が増え、オフィスにおける若手の労働意欲が下がる様子や、ネット通販の利用が高まり流通がパンクしてしまうといったトピックがあります。身近にある例を使って、確かにそれはありえるかもしれないと感じさせます。

何をすればいいのか?

本書は、単に未来に起こる危機に関して不安を煽っているだけではありません。今からどうすればいいのか。何をすればこの危機が起こる前に防ぐことができるのかについて具体的な対策も記されています。1つの仕事に固執せず、複数の仕事を持つ。家の中をコンパクトにまとめる断捨離、あるいは自分自身で起業をするといったものです。未来の例示と具体的な対策がセットで語られているので、わかりやすい内容となっています。

    
コメント