女性は貧困に陥りやすい? 貧困に陥ってしまう原因と問題点

NHKの「クローズアップ現代」や「NHKスペシャル」で「女性の貧困」問題が取り上げられ、放送後はネット上でも話題になっています。貧困に陥ってしまう原因と問題点はどこにあるのでしょうか。


中学に通えない中学生

2014年4月にNHKスペシャルで放送された内容によると、ネットカフェで2年半暮らす母子がおり、14歳の少女は半年以上中学校にも通えず、19歳の姉は高校を中退してアルバイトをし、アルバイト収入と病気で収入がわずかしかない母親からもらうお金で暮らしているそうです。極端な例のように思いますが、女性は仕事ができなくなったり、子どもを抱えて離婚したりすると簡単に貧困に陥ります。そのため、このような例は決して珍しくありません。

日本の子どもの貧困率は先進国の中で最悪

仕事があり、住まいが確保されている普通の暮らしが出来ていると「貧困」という状況に、なかなか思いを馳せにくいものです。しかし、現実として、厚労省の資料によれば、日本の子どもの貧困率は昭和60年から年々増加傾向にあります。日本では16%(2009年調査)と平均より高く、とりわけ、ひとり親家庭の子どもの貧困率はOECD34カ国中、最下位です。
貧困に陥る原因は女性の賃金の低さ、社会保障が本当に必要な人に行き渡っていないなど様々あります。

自己責任だけでは説明できない

日本には生活保護という制度がありますが、NHKスペシャルで放送されていた母子たちは生活保護を受けているのかどうかわかりません。しかし未成年の姉妹がネットカフェで生活していることが普通であっていいはずがなく、支援を受けていないことに疑問を持つ声もネットでは上がっていました。

いっぽうで番組の最後では自己の努力によって専門学校に通えるようになった女性の例も紹介されましたが、このように全員が自身の努力だけで貧困から抜け出せるのであれば、子どもの貧困率も年々上昇するようなことはありません。生活保護を受けることが恥ずかしいことという考えが根強いですが、本当に必要な人は支援を受けるべきと考えていきたいものです。

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