なぜ女性がキャバクラ嬢になりたがるようになったのか

少し前の調査で女子高生のなりたい職業の一位に「キャバクラ嬢」がランクインしたことに衝撃が走りました。今でも、大卒の子がキャバクラ嬢として働くなどキャバクラ嬢という職業の人気は決して低くはありません。水商売であるキャバクラ嬢という職業が、どうしてそれほどまでに高い人気を獲得したのでしょうか。今回はキャバクラ嬢になりたい女性が増えた理由をあらゆる角度からご紹介します。


■承認欲求の増大

女性のなりたい職業の人気上位には、サービス業が並んでいます。対人のサービス業は、お客さんから「ありがとう」と直接感謝されることも多く、自己承認を満たす職業である傾向があります。人から認められる仕事につきたいと思うのは、女性ならずとも誰もが抱く感情です。ただし、人に認められるような特別高い能力がない女性は、若さとルックスを生かせる職業しか選べません。そのため、キャバクラ嬢という職業を選ぶのです。

■メディアの影響

ここ数年でキャバクラ嬢のメディアへの露出も増えました。キャバクラ嬢を題材にしたドラマや映画も作られるなど、キャバクラ嬢としての職業にスポットが当てられることが多くなりました。メディア露出が増えることで、若い女性の間の心理的障壁も和らいでいきます。

また、キャバクラ嬢のバイト情報なども簡単に探すことができるようになりました。携帯電話の求人広告にも載っているほど、手軽にアクセスできる広告となり、間口が広がりました。

■雇用情勢の変化

バブル崩壊以後、雇用情勢の悪化により、女性に限らず正社員になるということは難しくなりました。不安で低収入なフリーターになるくらいなら、同じ不安であっても収入が高いキャバクラ嬢に流れるのは、当然のことかもしれません。

キャバクラ嬢は人気が高い職業とはいえ、リスクを背負う職業であることは間違いがありません。メディアの情報などに踊らされずに、職業を選ぶことも必要かもしれません。

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