平家物語ってどんな物語?「平清盛」

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2012年の大河ドラマである「平清盛」を見ていると平家のことがもっと知りたくなりますよね。「平清盛」や平家のことを知るには「平家物語」を読むことをおすすめします。今回は、「平家物語」がどんな物語なのか簡単に紹介します。


■「平家物語」とは

「平家物語」は、平安時代末期に台頭した平家一門が栄華を極め、源氏との争いのなかで没落していくさまを描いた軍記物語です。

■なぜ「平家物語」は面白いのか

「平家物語」は、平清盛とその一門、さらに源義仲、源義経が「平家物語」の進行に欠かせない主役です。彼らには共通の特徴があります。それは、「勝ち組」ではないことです。「平家物語」が人気なのは、「勝ち組」ではない人物にフォーカスしているからなのです。

■耳なし芳一と平家物語

「平家物語」は耳なし芳一で有名な琵琶法師と関係が深い物語です(ちなみに耳なし芳一は平家物語の弾き語りを得意としていました)。琵琶法師とは、びわを伴奏にしながら物語を語る盲目僧形の芸人のことです。本が現在のように流通しない時代には、語り部が「平家物語」を伝えていました。当時、「平家物語」が国民的文学作品となり、世の中に広く知られるようになったのは、琵琶法師による語りの効果が大きかったのです。

■「無常観」

「平家物語」のキーワードは「無常観」と言えます。「無常観」とは、この世のすべてのものは生滅変化して移り変わり、永遠に同じ状態でとどまることはありえない、万物の存在に対する執着から解放されれば心の安楽を得られる、という仏教の理念です。命ある者は必ず死に、形あるものは必ず壊れ、栄えているものも必ずいつかは滅び去るという考え方を意味しています。栄華を極めた平家が、源氏との争いに破れ衰退し、滅亡していく…古代の貴族社会から中世の武家社会へと移り変わる歴史の大きな転換期でした。この変化はまさに「諸行無常」であり、変化は避けられないという「無常観」を表しているのです。

祇園精舎、西光の最期、保元の乱、平治の乱など「平重盛」や平家をもっと詳しく知りたい方は「平家物語」を読んでみてはいかがでしょうか?

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